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顎無し猫の日常3

12月17日土曜日朝9時。動物病院の先生は待っていてくれた。
検査結果を確認する。そこには確かに「扁平上皮癌」と書かれている。パソコンには組織の画像があり、ブルーに染まったこの細胞部分が癌なのですよ、と先生は説明してくれた。
「さて」先生が「これからのことですが・・・」と切り出す。

選択肢は2つ。1つは切除。もう1つは温存。

切除の場合、顎を大きく切り取るとのこと。くろの場合は左顎なので、左顎をちょうつがいのところを少し残し、右顎の2/3くらいまで。最悪、下あごを全部切除する。舌が出しっぱなしになることになる。身体が変わるので、猫の生活に関わる負担は大きくなり、老猫の場合、それが引き金となって衰弱することもあるが、癌を根絶するという意味では非常に有効。

温存の場合、今の猫の身体には負担は少ない。薬の投与で症状は軽減できる。だが、今後、癌が大きくなってくると、口の中に腫瘍が現れることになるので、ほとんど猫は食べられなくなる。胃ろうチューブで食事を取らせることは可能だが、よだれと組織から流れる血液で猫も苦しむし、飼い主も大変!たぶん持って1年程度・・・。

先生のところで扱った症例を見せてもらう。顎がなくなった猫ちゃんは1年たっても元気だそうだ。一方、温存を選んだ猫ちゃんは確かに最後は大変だったかもしれないが、飼い主さんの愛に支えられて天寿を全うしたとのこと。

「手術してください。」

何も知らないでのんびりしている猫に手術を受けさせ、身体の負担を大きくすることは確かに飼い主の都合かもしれない。でも、姿は変わってもくろには生きていてほしい。私は決断した。

「手術するなら早いほうがいいですね。来週、24日はどうでしょうか。」「判りました。連れて来ます。」

手術は12月24日に決まった。24日、クリスマスイブだ。
恵み多いクリスマスになりますように。
心から祈った。

20060903165002.jpg


20060903165027.jpg

左顎のところにもやもやっとしたものが写っているのが癌です。
(新松戸動物病院撮影)

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*Comment

クリスマス・・・街が賑わう中
くろちゃんの手術だったのですね・・・

くろちゃんが元気だったから
16歳でも手術という決断が選べたし
くろりこさんが早く気がついたから、転移も無くてe-420
これでよかったのか・・・みんなが悩む事だけど
飼い主さんの決断は
やっぱり猫ちゃんの決断ですね。


  • posted by megmeg
  • URL
  • 2006.09/03 18:32分
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♪くろ&くま♪

20070617115906.jpg
くろ(♀)17歳                    2006年12月18日虹の橋へ                 癌で顎を失いました                 20070617115926.jpg
くま(♂) 日々成長中                    2007年2月24日生まれ                 やんちゃ盛り

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