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顎無し猫の日常5

年が明けて、2006年となった。

くろは徐々に体力を回復しつつある。口のまわりはおおきな傷口が見えて痛々しいが、痛みも治まり治癒に向かっている。胃ろうチューブのためのお腹の穴の周りにはガーゼが当ててあり、絆創膏で固定してあった。
食事は胃ろうチューブが頼り。でも、確実に胃の中に食事が(薬も)入るので、とても効率がいいようだ。おしっこもうんちもしっかり出ている。

エリザベスカラーをつけたくろはベッドから降り、家の中をぼちぼち歩き始めた。頭が重いので一歩一歩足を出すたび、エリザベスカラーが左右に揺れる。まるで頭でいちに、いちにっとリズムをとっているようだ。なんだかほほえましい。

1月7日に術後初めて動物病院に行った。先生にも順調な回復と太鼓判をおしてもらい、そろそろエリザベスカラーをとりましょう、との話になった。胃ろうチューブの周りのガーゼは取り替えてもらい、ネット状の腹帯がつけられた。
人の目のある時間はエリザベスカラーをとってやることにした。傷口や胃ろうチューブをいたずらする様子はない。自主抜糸・・・なんてことを心配したのだが、大丈夫。そのうち、カラーをしたままテーブルに登るほどになってきたので、本格的にはずしてやることにした。はずしてやると毛づくろいをするようになった。すご~く臭かった身体が徐々に臭わなくなってきた。

1月半ばになると口の傷の周りにもだんだんと毛が生え、もとのくろの姿にもどりつつあった。でも、油断するとべーっと舌が出てしまう。ストッパーとなるものがないので、どうしても長さと引力に負けるのだ・・・。
手術前、くろは甘えるときには寝ている人のわきの下にもぐりこみ、人の胸の上でもみもみしながら、おっぱいを吸うしぐさをしていた。ごろごろ咽を鳴らしながら、パジャマをくわえ、よだれでべちょべちょにしながら、子猫気分で甘えるのが大好きだった。
でも、それは出来なくなった。口を尖らせることができないのだ。今でも甘えたい時には脇の下にもぐりこんでくるが、もみもみのしぐさはしなくなった。
「顎無し猫になったね」
手術の後、見せてもらったくろの下あごの骨。2本の牙の間に小さなちいさな6本の前歯が並んでいたのを思い出す。

20060910150705.jpg

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*Comment

あ~くろちゃん・・・涙無くしては読めません・・・
本当に本当に、良くがんばってくれましたね!
くろちゃんもくろりこさまも・・・
  • posted by megmeg
  • URL
  • 2006.09/11 22:36分
  • [Edit]

megmegさま~v-22

そうですね、まだこのころは手術が終わってドキドキしながら毎日回復の様子を見ていました。

でも、胃ろうチューブって本当に食べられない猫にとっては救世主v-46
扱いも簡単だし。(強制給餌よりずっと楽ちん)
くろ、このころは今よりずっと太ってましたもん。

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♪くろ&くま♪

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くろ(♀)17歳                    2006年12月18日虹の橋へ                 癌で顎を失いました                 20070617115926.jpg
くま(♂) 日々成長中                    2007年2月24日生まれ                 やんちゃ盛り

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